【幼児・低学年向け】楽しく育てる国語力「聞く・話す」|個個塾グループ

こんなお悩みありませんか?

「学校の話を聞いても『べつに』『ふつう』で終わってしまう」
「先生の指示を聞き漏らすことがある」
「国語力を伸ばしたいけれど、何から始めればいいかわからない」
「できれば怒らずに、楽しく育てたい」

小1〜小3の保護者の方からよくいただくご相談です。

国語力というと「読解問題」や「作文」を思い浮かべがちですが、実はその前にある大切な土台があります。

それが、「聞く力」「話す力」です。

この2つは、国語の成績だけでなく、日常生活や友達関係、そして将来の学習全体を支える力でもあります。


この記事でわかること

✅なぜ低学年のうちに「聞く・話す」が大切なのか
✅日常生活でどのように役立つのか
✅国語の授業やテストでどう差がつくのか
✅家庭や遊びの中で楽しく育てる具体的な方法


なぜ「聞く力・話す力」がそんなに大切なの?

① 日常生活の安定につながる

まず、聞く力。

先生が
「教科書を出して、15ページを開いて、赤で丸をつけましょう」
と言ったとき、

最後まで聞ける子は安心して動けます。

一方で、途中までしか聞いていないと、

・何をするのかわからない
・周りを見てあわてる
・注意されやすい

という状態になりやすくなります。

これは能力というより、「聞く習慣」の問題です。

また、友達関係でも、

・最後まで話を聞く
・途中で決めつけない

という力は、トラブルを減らします。


② 国語の授業の理解が深まる

実は、読解力の土台「聞く力」です。

文章を読むということは、

・最後まで読む
・途中で決めつけない
・大事な情報を覚えておく

という「聞く」と同じ作業を頭の中で行っています。

また、「話す力」

・「どうしてそう思ったの?」に答える
・理由を言葉にする
・順序立てて説明する

といった場面で活躍します。

考えていても、言葉にできなければなかなか伝わりません。

話す力は思考を外に出す力です。


③ テストでの差につながる

低学年のテストで差が出やすいのは、

・問題文を最後まで読む力
・問いの意味を正しく理解する力
・理由を説明する力

です。

これらはすべて、「聞く・話す」の延長線上にあります。


どうやって育てる?

特別な教材は必要ありません。

低学年にいちばん効果的なのは、
日常生活と遊びの中で育てることです。


まずは「聞く力」を育てる関わり方

① 指示は短く、具体的に

「ちゃんと聞いて」は実はあまり効果がありません…。

まずは1ステップ。

「赤いえんぴつを持ってきて」

慣れたら2ステップ。

「ランドセルを置いて、手を洗おう」

できたらしっかり認める。(「お話をしっかり聞けていたね」と声をかける)

「短く、具体的に」を意識して声をかけます。

これを繰り返していくことで聞く力は育っていきます。


② 要約あそび

絵本を読んだあと、

「どんなお話だった?」

学校から帰ったら、

「今日あったことを1つ教えて」

テストのような形式ではなく、会話の延長で行うのがポイントです。

ここで、「わからない」「べつに」「ふつう」と返ってくることもあると思います。

でも、それは「話したくない」のではなく、
どう答えたらいいか分からないだけということも多いのです。

「どうだった?」のような広い質問は、実は子どもにとって難しいものです。
そんなときは、答えやすい具体的な質問に変えてあげましょう。

たとえば、絵本についてなら、

・「お話に出てきたのは誰だった?」
・「〇〇は、はじめに何をしていたかな?」
・「いちばんびっくりしたところはどこ?」

学校のことなら

・「今日の算数では、どんな問題を解いたの?」
・「計算だった?文章題だった?」
・「休み時間は、誰と何して遊んだの?」

このように、
・ 登場人物
・ はじめ・つぎ・さいご
・ 具体的な場面
・ だれ・なに・どこ

といった手がかりを添えてあげると、
子どもは思い出しやすくなります。

答えが一言でも大丈夫。

そこから「そうなんだ」「それでどうなったの?」と話を広げていき、
最後に、おうちの方が
「この絵本には、○○が出てきて、○○と一緒に、○○していたんだね」
とやさしくまとめてあげましょう。

こうしたやりとりを重ねるうちに、自然と「要約する力」が育っていきます。


③ 最後まで聞く練習

低学年のあるあるですが、

・途中で話し始める
・結論を聞かずに動く

これは自然な姿です。

決して怒らず、「最後まで聞いたら教えてね」

と行動目標を伝えると意識が変わっていきます。

もちろんなかなかすぐにうまくはいかないのですが・・・


「話す力」を育てる関わり方

① 一文を少し長くする

「楽しかった」

で終わったら、

「何が楽しかったの?」

「どんなところが?」

と具体化を促します。

これが作文の土台になります。


② 順序をつける

「最初に何したの?」
「次は?」

順番をつけて話す習慣は、思考の整理につながります。


③ 語彙は“好き”から広がる 〜名詞が土台〜

幼少期の語彙は、まず名詞から育ちます。

いぬ
電車
ハンバーグ
ブランコ

興味のある分野からでかまいません。
好きなものをたくさん知ることが、言葉の土台になります。


④ 動きの言葉を増やす 〜動詞で世界が動き出す〜

次に広がっていくのが「動きの言葉」です。

走る
集める
並べる
こぼれる

動詞が増えると、出来事を説明できるようになります。
話が“ストーリー”になり始めます。


⑤ ようすを表す言葉を増やす(五感表現を豊かに)

そして、さらに豊かにしてくれるのが
「ようすを表す言葉」です。

あつい
ざらざら
甘い
いいにおい

こうした言葉が増えると、
文章理解も、作文も、ぐっと豊かに深まっていきます。


おままごとは最高の言語トレーニング

親「あつあつのハンバーグをください」
親「しぼりたてジュースをください」

このように「ようすを表す言葉」を付け足してみましょう。

また、以下のような復唱も効果があります。

子「トマトちょうだい」
親「はい、真っ赤なトマトをどうぞ」

お子さんの言った文に一語足すだけで語彙は広がります。

復唱+一語プラス。

これがとても効果的です。

名詞・動詞・ようすを表す言葉がそろうと、
物語の「だれが・なにをして・どうだったか」が見えるようになります。
これが、読む力の土台です。


非認知能力との関わり

聞く・話す力は、

・最後まで待つ力
・相手の気持ちを想像する力
・自分の思いを伝える力

とも関わっています。

ただ、難しく考えなくて大丈夫です。

安心して話せる環境があれば、自然と育っていきます。


いちばん大切なのは「安心」

低学年のうちは、

・うまく言えなくてもいい
・話がまとまらなくてもいい

安心して話せる経験が、伸びる土台になります。

よく話す子が必ず伸びるわけではありません。

今は言葉をためている時期の子もいます。

上手に説明できるようになるにはステップがあります。

今はそのステップを上がっている途中なので、

言葉を使ってお話するということ自体をしっかりほめてあげてください。


まとめ

聞く力は、

・指示を理解する力
・読解の土台

話す力は、

・思考を整理する力
・作文や記述の土台

どちらも、特別な勉強よりも
日常会話と遊びの中で育ちます。

焦らなくて大丈夫です。

今日から、

・復唱する
・一語足す
・順番を聞く

この3つをぜひ意識してみてください。

それだけでも、
お子さんの言葉の世界は少しずつ広がっていきます。


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