個個塾枚方のホームページにお越しいただきありがとうございます。
こちらのブログでは、大阪府公立高校入試の仕組みと学校成績の関係について説明します。受験生だけでなく、中学1年生・2年生の皆さんにも読んでほしい記事です!
早めに制度を知り、早めに高校受験対策を始めた者勝ち(^^)/ ぜひ読んでください。
目次
1.高校入試に必要な学校成績って
何年生から必要?
2.大阪府公立高校入試の仕組み
(カンタン解説)
3.枚方近辺人気校に必要な学校成績は?
4.自分の内申点を計算してみよう!
5.行きたい道を選ぶために
〜 受験の相談は個個塾へ 〜
1.高校入試に必要な学校成績って何年生から必要?
大阪府公立高校入試では、中3だけでなく、中1・中2の学年成績も評価対象に入ります。
2016年度の入試までは「中3成績だけ」が評価対象でしたが、2018年度入試からは、中1~中3の3年間の成績が必要になりました。
また、5教科(国語・社会・数学・理科・英語)と技能4教科(保健体育・音楽・美術・技術家庭)の合計9教科が全て同等の点数配分で扱われるので、どの教科も手を抜けません💦
2.大阪府公立高校入試の仕組み(カンタン解説)
大阪の公立高校入試(一般選抜)は、「調査書(内申点)+学力検査」の合計で決まります。
(これら以外に、「自己申告書」と「調査書の活動/行動の記録」が必要ですが、ここでは説明を省きます。)
つまり、学校の成績と本番の実力ということですね。
調査書(内申点)って何?
調査書(内申点と言ったりします)とは、通知表に記された各教科(9教科)の5段階評定の合計のことです。
計算式は以下の通りです。
中1の合計×2倍+中2の合計×2倍
+中3の合計×6倍=450点満点
中1と中2の成績が2倍に、中3の成績が6倍になるので、中3の成績が最も内申点に影響しますが、中1・中2の成績も内申点全体の4割を占めるので、とっても重要です!
学力検査って何?
学力検査は、入試当日に行われる試験です。一般選抜での入試科目は5教科(国語・社会・数学・理科・英語)です。
各教科90点満点×5教科=450点満点
また、国語・数学・英語の3教科は、A・B・Cの3つのレベル別問題になっており、各高校がどのレベルの問題を入試で使用するかを選択します。(年度によって異なる場合があるので、志望校が決まったら必ず情報をチェックしましょう)
高校によって異なる内申点と学力検査の配分
内申点(450点)と学力検査(450点)には、各高校が選んだタイプ(Ⅰ~Ⅴの5種類)の倍率をかけて、総合点(900点)を算出します。
Ⅰタイプの高校は、3割が学校成績、7割が実力の割合で高校合格が決まります。対して、Ⅴタイプは7割が学校成績、3割が実力。あなたが知っている高校、行きたい高校は何型でしょうか?
次に、枚方近辺人気高校の倍率タイプと必要な学校成績(目安)をみていきましょう。
3.枚方近辺人気校に必要な学校成績は?
枚方人気高校の倍率タイプ
では、枚方エリアで行きたい学校名としてよく名前が出る「人気公立高校(普通科)」の「内申点と学力検査の倍率タイプ」を見てみましょう。
高校名 | 倍率タイプ | 国語レベル | 数学レベル | 英語レベル |
寝屋川 | Ⅰ | C | C | B |
牧野 | Ⅰ | B | B | B |
枚方 | Ⅰ | B | B | B |
香里丘 | Ⅰ | B | B | B |
いちりつ | Ⅰ | B | B | B |
なんと・・・すべてⅠタイプでしたね(^_^;) (2024年度入試情報)
Ⅰタイプの換算ルールは・・・
〇内申点3割(450点を270点に換算。つまり内申点×0.6倍) 〇実力が7割(450点を630点に換算。つまり当日点×1.4倍) |
これってどういうことか?・・・つまり、実力重視ということですよね。
「え・・・じゃあ枚方高校行くのに学校成績あんまり関係ないやん(゜-゜)」
「中3の受験前だけめちゃくちゃ頑張ればいけるやん♪♪」
・・・と、思っちゃいますよね。ところが。。
枚方人気高校に合格するために必要な内申点目安
ほぼ安全圏(だいたい合格者の多くはこの層ですよという意味)で見てみると
以下の表のようになります。
高校名 | ほぼ安全圏の学校成績目安(5段階評定) |
寝屋川 | 成績平均が4.6~4.7 |
牧野 | 成績平均が4.4~4.5 |
枚方 | 成績平均が4.1~4.2 |
香里丘 | 成績平均が3.9~4.0 |
いちりつ | 成績平均が4.2~4.3 |
・・・枚方人気高校はすべてオール4以上なんですよね。
しかも、目次1でお伝えしたように、成績は中学1年生から入ります。
4.自分の内申点を計算してみよう!
さて、中学2年生・3年生の皆さん、あなたのこれまでの学年末成績はいかがでしたか?
高校入試では『学年成績』が使われるので、中1、中2の最後の列に書かれた成績をご確認ください。
中2の人は1年分、中3の人は2年分の内申点がすでにわかっている状態です。
「自分の持ち点が何点あるのか?」を必ず把握しておきましょう。
計算の仕方はカンタンです。
中1・中2の成績合計を2倍、中3は6倍です。
① 9教科の成績を全て足す
(例:中1成績が5教科オール4、技能教科オール3という場合。4+4+4+4+4+3+3+3+3=32)
② ①で出た数字を2倍する
(例:32×2=64 ←この点数があなたのその学年の内申点です!)
たとえば、中1から中3の3年間オール4を取った人の内申点は以下の通りです。
中1 オール4×9教科×2倍=72点
中2 オール4×9教科×2倍=72点
中3 オール4×9教科×6倍=216点
合計 72点+72点+216点=360点(450点満点)
→タイプⅠ(内申点を0.6倍で換算)だと、360×0.6=216点(270点満点)
5.行きたい道を選ぶために
ここまで読んでくれた方は、もうわかってくださったと思いますが、
行きたい学校に行く道を切り拓くためには、「学校成績」が重要です。
今はまだ志望校が決まっていない・・・という人も多いと思いますが、「行きたい!」と思える学校が見つかったときに、「あの時もっと頑張っておけばよかったな」という後悔は、してほしくないなぁと思います。
学校の定期テストで点数を取ることが、自分の行きたい道を選ぶための近道です。その積み重ねが、実力アップにつながっていきます。
定期テストで点数を取るためには、絶対に毎日勉強する必要があります。
何を勉強するのか?それは、『学校で習ったことの復習』です。
習ったことをしっかり理解し、一人でも問題を解けるようになるために、日々少しずつでいいので勉強(復習)をしてください。
といっても、実は個個塾では、学校の授業よりも少し先取りをして授業を進めていきます。
これは、皆さんが学校の授業を聞いて「わかる!」という気持ちになる方が勉強に前向きになれるからです。
そして、余裕をもって定期テスト対策に入れるように、という目的もあります。
一人では不安だな、、
わからないところは教えてもらいたいけど、なかなか学校の先生に聞きにいけないな、、
という人は、ぜひ一度個個塾に相談してください。
普段の勉強の仕方、定期テスト対策の仕方、志望校の選び方、受験対策の仕方など、様々なことで相談にのり、そしてアドバイスします。
この記事を読んでくれている皆さんが、自分の行きたい道を選べるようになることを願っています!(^^)!
〜 受験の相談は個個塾へ 〜