
京都府の公立高校入試は2027年度から、大きな改革が行われます。「何が変わるのか」「我が子にどのような影響があるのか」を把握しておく必要があり、正しい情報を得るためにも学習塾との連携が欠かせません。
今回は宇治市内の高校を受験する方に向けて、現在の偏差値ランキングや土台を固めておきたい基礎学力の勉強方法、合格を掴むための塾選びのポイントなどをご紹介します。
【最新】 京都府の公立高校受験は2027年に大きく変わる!
京都府の公立高校入試は、毎年2月と3月の2回に分かれて実施されてきました。ところが13年ぶりの大規模な見直しにより、2027年度入試からは1回に統合することが発表されています。現在、情報が不確定の部分もありますが大枠は公表されているので、早めに理解しておくと安心でしょう。まずは、何がどう変わるのかをご紹介します。
入試は1回きりのチャンスに
京都府でこれまでに行われていた公立高校入試は、2月中旬の「前期選抜」と3月上旬の「中期選抜」の2回に分かれていました。仮に前期で残念な結果になってしまったとしても中期で再チャレンジできる仕組みで、受験生には2回のチャンスが与えられていたことになります。ところがこの度の入試改革によって「前期選抜」と「中期選抜」が統合され、2027年は2月18日と19日の2日連続で入試が行われることになっています。
つまり、これまで2回あった受験の機会が1回きりとなり、また試験日程が実質1ヶ月近く早まるため、中学3年生の冬休み明けから本番までの準備期間が短くなります。
「独自枠」と「共通枠」で構成される
2027年度から変更される制度のもうひとつの大きな特徴が、枠組みです。新たに「独自枠」と「共通枠」に分類されるようになり、合わせて最大4校4学科に志願できるようになりました。
「独自枠」は専門学科や特色のある学科を目指す生徒向けの枠で、面接や作文、実技検査など学校独自の検査が行われます。一方「共通枠」は、5教科の共通学力検査(200点満点)と調査書(195点)で選考されるもので、最大3校3学科まで志願することができます。枠が2本立てになったことにより学校の選択肢が広がると考えられ、志望校の組み合わせが合否を左右するのではないかと見られています。
引き続き中1からの内申点がキーになる
これまでと同様に内申点の比重は大きなポイントですが、新たに始まる高校入試の大革命では、入試が1回に一本化されることで内申点の取りこぼしが合否に直結しやすくなると考えられます。日ごろの成績の積み重ねが合否を左右するとも考えられるので、怠らないようにしておきましょう。
特に「共通枠」の場合、学力検査が200点に対して内申書は195点と、ほぼ同等の比重になっています。定期テストの点数や授業態度、提出物など、中学校生活の3年間すべてが合否に直結すると考えておくのがよいでしょう。
出典:京都府公立高等学校の新しい入学者選抜制度について – 京都府教育委員会高校改革推進室・高校教育課
宇治市の公立高校・私立高校偏差値ランキング

現在、宇治市にある高校の偏差値はどのようになっているのでしょうか。ここでは複数の模試を参考に公立高校と私立高校それぞれの偏差値上位3校をご紹介します。なお、コースや入試の形態によって偏差値が異なるため、目安を高い順から並べます。
公立高校の偏差値TOP3
| 1位 | 62 | 城南菱創高等学校 | 教養科学 |
単位制の全日制高校で、2009年に京都府立城南高校と京都府立西宇治高校が統合して開校されました。普通科と教養科学科の2つに分かれており、特に教養科学科では近隣大学や研究機関から定期的に講師を招いて授業が行われます。生徒の創造力や探求心を深め、目的意識を持って勉強に打ち込める環境づくりに注力されている学校です。
| 2位 | 57 | 莵道高等学校 | 普通科 |
男女共学の普通科公立高校で、「10年後に満足することができる教育」をモットーに掲げています。常に最先端の研究を学ぶことができるように大学と連携を取りながら授業が行われているほか、シンガポールやマレーシアで研修を行い、グローバル化社会に対応できる人材の育成が行われています。
| 3位 | 55 | 東宇治高等学校 | 普通科 |
生徒それぞれの進路希望や学力に合わせた、きめ細やかな指導が特徴です。国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指す学力特化型の「文理コース」と、一般的な4年制大学への進学を中心に、短期大学や専門学校などへの進学を目指す「普通科」が選択できます。
私立高校の偏差値TOP3
| 1位 | 67 | 立命館宇治高等学校 | 普通科 |
学校法人立命館が設置する中高一貫校で、立命館大学への内部進学ができる点が大きな強みです。帰国生徒の受け入れに積極的で、ロンドンやシンガポール、香港、上海、ニューヨーク、ロサンゼルスなどで国際入試を実施しています。2003年にはスーパーイングリッシュランゲージハイスクールに指定されており、IBコースがあるなど、国際教育に力を入れている学校です。
| 2位 | 43 | 京都芸術高等学校 | 美術科 |
私立の美術科のみの全日制単科高校で、学校法人京都黎明学院が運営母体となっています。高校1年生で美術の基礎を学んだあとは、「絵画表現コース」「マンガ文化表現コース」「造形表現コース」「視覚デザイン表現コース」「映像メディアデザイン表現コース」に分かれて専門的な技術を深めていきます。
| 3位 | 41 | 京都翔英高等学校 | 普通科 |
学校法人明珠学園によって設置され、NHK学園高等学校4校の協力校でもあります。スポーツの知識や実践力を身に付ける「スポーツ類型」や芸術を通して自分を表現する「芸術類型」、情報処理のスペシャリストを目指す「情報類型」、文武両道の「ウォラーレ類型」、少人数授業の「ソフィア類型」、不登校傾向があっても気軽に学びやすい「FAクラス」など、多彩なコースが用意されています。
高校受験合格を見据えて中学生がやるべきこと

志望校への合格切符を手にするため、惜しまない努力が必要なことは言うまでもないでしょう。しかし手当たり次第に問題を解いていたり机に向かったりしているだけでは、なかなか成績は上がりません。
志望校合格に向けた効率的な勉強法と受験対策を理解して、最後まで粘り強く学習し続けることが大切です。ここではどのようなことに留意して中学校生活を過ごせば良いかをご紹介します。
日々の繰り返しで基礎学力を高める
高校受験は、途中で挫折せず最後まで継続的にゴールに向かって走り続けることが大切なため、長距離マラソンに例えられることがあります。やみくもに過去問を解くのではなく、まずは基礎をしっかりと固めておくことが大切です。
効率的に勉強を進めるためにはまとまった時間だけでなく、すき間時間を活用するようにもしましょう。特に暗記系の科目は、短い時間でも効果的に学習できるのでおすすめです。「通学時間に単語帳やプリントを見直す」「食事の準備ができるまでの間に公式を声に出して唱える」「テレビのCM中に短文を暗記する」「スマホの学習アプリを活用する」など、方法はさまざまです。
自分に合ったすき間時間の活用法を、なるべく早い時期に見つけましょう。
内申点を意識して定期テストに挑む
内申点は、対策を始めた時期から成績に反映されるといわれています。そのため、定期テストで結果を出すための学習習慣づくりは早めに始めておくべきでしょう。
また、内申点の評価は定期テストの点数だけでなく、日ごろの授業の取り組みや提出物も大きく影響を与えます。
各教科の課題は丁寧に取り組んで、提出期限までに出しましょう。積極的に授業に取り組むことも大切です。
模試を積極的に受けて学力を把握する
高校受験の勉強の第一歩は、目標にする志望校を決めることです。志望校を決めることで目標が明確になり、そこから逆算して勉強の計画を立てることができます。
自分の学力と志望校のレベルを把握して現実的な目標を設定するために、積極的に模試を受けるようにしましょう。模試は単に学力レベルを出すだけでなく、苦手項目や弱点の発見、時間配分の練習にもなります。
「受けて終わり」にならないよう、結果をしっかりと分析し、効率的な勉強計画を立てることが大切です。
出典:高校受験の勉強法をプロが解説:志望校合格に導く効率的な受験対策 | SOZOマナビナビ | エディック・創造学園
我が子におすすめの塾は? 塾選びのポイント

おすすめの塾はお子さまの状況によって変わってきますが、・・・これまでにご紹介した通り、高校入試は時代とともに仕組みが変化し、正確な情報収集も重要です。
高校受験に向けた塾選びでは、お子さまの現在の学力や性格、さらに「志望校にどのような形で合格したいか」で正解が大きく変わります。
ここでは塾を選ぶ際のポイントをご紹介します。
集団指導塾はライバルと切磋琢磨した受験指導
高校受験の勉強は基本的には個人戦ですが、同じ目標を持つ仲間の存在は大きな励みとなります。集団指導塾はライバルの集まりではあるものの、互いに刺激し合って競争意識を生み、勉強へのモチベーションを保てる空間でもあります。周りと比べて落ち込むことがあるかもしれませんが、自分のペースを守りながら、時には悩みを相談し合うことで受験という孤独感を軽減できる点がメリットでしょう。
一方で、集団指導塾はひとりの講師が複数人の生徒を同時に指導するため、全体の理解度を見ながら授業が進められます。理解の早い生徒にとっては物足りなく、また理解の遅い生徒にとっては難しく感じる場合もあるので注意が必要です。
個別指導塾は生徒一人ひとりに合わせて指導
個別指導塾は少人数制の指導形態で、講師ひとりに対して生徒がひとりから3人ほどという環境で授業が行われます。生徒の反応や表情を細かく見ながら、生徒一人ひとりの理解度や学習ペースに合わせて丁寧に指導が行われます。
質問しやすい雰囲気の中で授業が行われるため、疑問が生じたとき質問しやすいのも特徴でしょう。苦手な科目や単元に時間をかけたり、得意な分野の理解をさらに深めたりするなど、学習計画を柔軟に組み立てられます。
一方で、環境的に他の生徒と学ぶ機会が少ないため競争心や切磋琢磨する場面が限られ、「勉強を頑張ろう!」というモチベーションを保つのが難しい場合もあります。
定期的に外部の模試を受けるなど、周りの状況を把握して自分の実力をチェックすることが大切です。
英語と国語に強い塾がおすすめ
高校入試の塾選びでは、特に英語と国語に力を入れているかどうかに着目しましょう。
近年、高校入試は「読解力・記述力重視」へとシフトしており、英語の長文問題が増えて国語の記述配点も高くなっています。
英語と国語で点数を上げられると強みになるでしょう。
英語は「積み上げ型」の教科
英語は「積み上げ型」の教科といわれており、前に学んだ知識に新たな知識をどんどん積み上げていきます。例えば中学1年生でbe動詞の使い分けが理解できていないと、その先に出てくる「三単現のS」や現在完了、受動態も分からなくなってしまいます。
さらに英語は、文法や単語を覚える必要がある教科です。ただひたすら覚えることは大変なので、単語の勉強を毎日のルーティンにできるようになるまでは塾の宿題などで学習習慣を定着させるのが良いでしょう。
とにかく、英語は分からないことを放置しておくと不明点がどんどん膨らんでしまいます。なるべく早めに対処しましょう。
国語は「読むトレーニング」に
国語は教科書に文章が載っているだけで解説はほぼありません。先生によっても解説の仕方が変わってくる教科なので、まずは塾で方向性を統一した授業を受けることをおすすめします。
また塾で国語を習うことは、読むトレーニングにもつながります。中学校の定期テストや高校受験では、大半が50分という制限時間内に2本以上の長文を読まなくてはなりません。つまり、読むスピードが成績を左右するともいえるでしょう。
塾で日々長文に触れたり、タイマーを使って制限時間内に解答させたり、正しい問題の解き方を学ぶことができます。
出典:個別指導塾と集団授業塾どちらがいいか|特徴やメリット・デメリットから徹底比較 | SOZOマナビナビ | エディック・創造学園
出典:中学生が塾で習うべき教科はどれ?教科数や選ぶ優先順も徹底解説
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今回は宇治市内で高校受験する人に向けて、塾選びのポイントを徹底解説しました。
京都府の高校入試は2027年度から大きく変わろうとしているため、正しい情報をきちんと把握しておくためにも塾との連携が欠かせません。
お子さまが高校入試を控えており、どの塾に通えばよいか迷っている方はぜひ、個個塾の無料体験授業をご検討ください。
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