
こんなお悩みはありませんか?
「計算はできるのに、文章題になると手が止まる」
「問題文を読んでも、何を聞かれているのかわかっていない気がする」
「なんとなく当てずっぽうで答えている」
小1〜小3のお子さんをもつ保護者の方から、
いちばん多く聞く算数の悩みが、この「文章題」です。
でも実は、
文章題が苦手=算数が苦手、ではありません。
文章題は、これまで身につけてきた力を
まとめて使う「総合問題」のようなものなのです。
この記事では以下のことがわかります:
✅なぜ文章題はこんなに難しく感じるのか
✅文章題につまずく子に多い「あるある」
✅文章題と一緒に育てたい力
✅文章題を解かなくても力が伸びる日常の工夫
✅計算力や読解力と文章題の関係
文章題が難しい本当の理由

文章題には、実はこんな力が同時に必要です。
・数の大きさや量をイメージする力(数量感覚)
・図や形、位置関係を思い浮かべる力(図形・空間認識)
・増える・減る・くり返すなどの流れをつかむ力(パターン)
・「なぜ?」「だからこうなる」を考える力(論理的思考力)
つまり文章題は、
算数の力を一気に動員する場所。
また、式を立てた後も、
・計算する
・答えを書く(単位まで含めて答える)
という手順があります。
そのため、どこか一つでも負荷が大きいと、一気に「苦手」に感じてしまいます。
文章題は「国語力」ではなく「算数の総合力」
「文章題ができない=国語力がない」と思われがちですが、それは少し違います。
文章題は、数を使って、状況を理解し、関係を考える力が必要です。
これまでのコラムでお伝えしてきた内容を振り返ります。
第1回:数量感覚
・数の大きさ
・増える・減る
・「どのくらい?」をイメージする力
→ 文章題の「数の意味」を支える土台
第2回:順序・時間感覚
・前後関係(先・あと)
・時間の流れ(何分前/何分後、どちらが先か)
・手順・並び順
→ 文章題の「流れ」を整理して思い浮かべる力
(何が先に起きて、次に何が起きたのか/どこから考え始めるか)
第3回:図形・パターン
・位置関係(上・下・右・左・となり など)
・距離・広さ・形の違い
・くり返し・変化・規則性
→ 文章題の場面をイメージし、「どう変わったか」「どこがポイントか」をつかむ力
第4回:論理的思考力
・AだからB
・条件が変わると結果も変わる
→ 式を立てるための考えのつながり
そして第5回:文章題
これまでの力を全部使う場所です。
文章題が難しいのは、「できていない」からではなく、「育っている途中」だからです。
家庭で今日からできること

文章題対策として、こんな関わりがおすすめです。
① 式を立てさせなくてOK
まずは、
・どんなお話だった?
・何が増えた?減った?
・どこがポイントだと思う?
と、内容を話すだけで十分です。
② 図や絵を描いてもいい
うまく言葉にできなくても、
・丸を描く
・線でつなぐ
・簡単な絵を描く
これだけで、理解が進む子はたくさんいます。
③ 正解より「考え方」をほめる
・「ちゃんと読もうとしてたね」
・「ここに気づいたのはすごい」
答えが合っていなくても、
考えた過程を認める声かけが、次につながります。
文章題と一緒に育てたい3つの力
① 計算を速く・正確にする力
計算に時間がかかると、
「式を考える → 計算する → 答えを書く」
この中の “計算する”部分で脳が疲れてしまいます。
すると、
・考える余裕がなくなる
・文章題に挑戦するハードルが上がる
計算が自動化されていると、
文章題に集中できるようになります。
② 図やイメージで考える力
文章題が得意な子ほど、
・頭の中で絵を描く
・線分図や簡単な図にする
という思考をしています。
図形・パターンの経験は、
文章題の「見えない関係」を見える形にしてくれます。
③ 考えを言葉でつなぐ力
「なぜそう思ったの?」
「どうしてこの式になったの?」
このやりとりが、
文章題を支える論理的思考力になります。
文章題を「文章題以外」で練習する方法
文章題を解く力は、文章題以外でも育ちます。
日常生活は「生きた文章題」
買い物
・「1つ120円。3つでいくら?」
・「500円で何個買える?」
料理・おやつ作り
・「2人分を4人分にするには?」
・「先に何をする?」
遊びの中の「もしも質問」
・「もし人数が増えたら?」
・「条件が変わったらどうなる?」
これらはすべて、文章題で使う力をそのまま使っています。
遊びは最高のトレーニング
今までの記事でもお伝えしてきたとおり、
・すごろく、ボードゲーム
・ブロック、レゴ
・タングラム
・マインクラフト
など、条件・順序・関係性を考える遊びは、文章題そのものです。
まとめ
文章題が苦手でも、それは「向いていない」わけではありません。
・考える経験
・つなげる経験
・整理する経験
これが少しずつ増えれば、必ず伸びていきます。
「勉強させなきゃ」より「一緒に考えてみよう」。
それだけで算数へのハードルはぐっと下がります。
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